ヘ:「あ~」(カフェラテを飲んで)
ラ:「ときにはいい気分になるために
ちょっと自分を甘やかすことも必要だね。」
ヘ:「うふっ」
ホ:「人間はね。」
ス:「きみたちは、どこかへ行くとちゅうかい?」
ホ:「やたら動き回るだけで、自分たちが
堂々巡りしていることに気づかないんだ。」
ス:「いずれどっかへいくだろうさ…。
それともどこへもいかないのかもしれないぜ…。」
ヘ:「世界歴史は自由意識の進歩である。」
ラ:「建物は崩れ去るかもしれない、だが知恵は永遠だ。」
ヘ:「この世で情熱なしに達成された偉大なことなどない。」
ホ:「ボクは、あのバラのために、毛虫だってやっつけてあげたんだ。
……二、三匹は、蝶々にするために残しておいたけど。」
ヘ:「ヘぇ~」
ラ:「僕をイライラさせる例の子に、
どうして僕こんなに夢中なんだろう。」
ホ:「地球の人間たちって。」
ス:「人間は、ものに執着せぬようにしなきゃな。」
ラ:「欠点?これが欠点だって!?違うよ… これはみんな個性だよ!」
ホ:「たしかにそうだね……。」
ラ:「この地球上で一人一人が少しずつ違うように造られた
ってのはなんて素晴らしいんだろう。」
ヘ:「自由な人間は決して妬まない。彼は偉大なものを喜んで
受け入れ、そうしたものが存在することが、うれしいと喜ぶ。」
ホ:「午後の4時にきみが来るとすると、午後の3時には
もう嬉しくなる。4時になったら、もう気もそぞろだよ。
幸福っていうのがどんなことかわかる!」
ス:「だめだよ。僕は孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう。」
ヘ:「べぇ」(片方の下瞼を人差し指で下げ)
ス:「孤独になるには、旅に出るのがいちばんさ。」
ラ:「分かち合うことのよさってものもあるのをぼくは認めたいね…。」
ス:「いつも優しく愛想良く、なんて、やってられないよ。
理由はかんたん、時間がないんだ。」
ド:「そして流れ去った時間は、二度と帰ってこないんだ。」
ス:「いざ泣こうとすると、泣けないことってあるだろ?」
ヘ:「ん?」
ラ:「サイコロをふってもふらなくても
人生はめちゃくちゃになる!」
ヘ:「自然な魂は常にメランコリーに包まれて、
悩まされるようにできている。」
ラ:「人生にはいろんな選択肢があるのに
選択できたためしがないんだ!」
ヘ:「我々が歴史から学ぶことは、人間は決して
歴史から学ばないということだ。」
ド:「ほっとくと国がみだれる。」
ス:「世の中にはね、思い通りになって
くれない相手の方が多いんだよ。」
ド:「よくみておくんだね。
君が昼寝をしている間にも時間は流れ続けてる。」
ス:「ぼくは、見るだけにしているんだ。そして立ち去る時は、
それを頭の中へしまっておくのさ。」
ド:「いくら夢の世界ににげても、さめたらみじめになるだけ
じゃないか!! もっと現実世界でがんばらなくちゃ。」
ス 「生きるっていうことは平和な事じゃないんですよ。」
ヘ:「新しい進歩には怖さあり。」
ス:「何か試してみようって時にはどうしたって危険が伴うんだ。」
ド:「過ぎたことを悔やんでも、しょうがないじゃないか。目はどうして
前についていると思う? 前向きに進んでいくためだよ。」
ラ:「夏はいつだって飛んでゆく…冬はのそのそ歩くんだ…。」
ド:「アホかきみは。」
ラ:「世の中で起こってることをこの目で見ることが
できるってのはちょっと素敵だな!」
ス:「僕は自分の目で見たものしか信じない。けど、
この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。」
ホ:「目で見ても、大切なものは見えないよ。ハートで見なくちゃ。」
ス 「大切なのは、自分のしたいことを、自分で知ってることだよ。」
ド 「未来なんて、ちょっとしたはずみで、どんどん変わるから。」
ラ:「永久に子どもでいられるわけにはいかないんだ。
だから一瞬一瞬を大切にしろよ…。」
ス:「たとえ作品が壊れてしまったとしても、
作ったときの感動は消えることはないんだ。」
ホ:「ぼく、夕陽が大好きなの。ねえ……悲しくて
たまらないときは、夕陽が見たくなるよね……。」
ス:「この世にはいくら考えてもわからない、でも、長く
生きることで解かってくる事がたくさんあると思う。」
ヘ:「ミネルヴァのフクロウは黄昏時に飛び立つ。」
ド:「なんだ。いつものパターンか。」
ス:「眠っているときは、休んでいるときだ。
春、また元気を取り戻すために。」