時間の無い公園がある。
ある森に囲まれた限りなく寛ぐその空間。
その空間に一歩足を踏み入れれば時計は止まるという。
というが実は時計に限ったことでは無い。
無いものは有るものに、有るものは無いものに。
ものには目に見えるものと見えないものがある。
あるいは耳に聴こえるものと聴こえないものもある。
あるいて13分のところだ。
ロダンの彫刻のポスターが目印になる。
なるとの渦の中、果てしなく永い時間がさりげなく去った。
去った時間はもともと無いのだから。
からくりは時間のような時間でないような時間 .......